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りんりんポタリングフォト
「NHK朝の連続ドラマの舞台 久慈~宮古 【3日目 宮古編】」




2013年7月15日(祝) ミニベロBD-1(折りたたみ自転車)

コース:岩泉(民宿新田) 〜 小本 〜 摂待 〜 真崎海岸 〜 田老 〜 浄土ヶ浜 〜 宮古 〜 (輪行にて)宮古 〜 盛岡 〜 東京 〜 自宅
全体図 ※拡大はクリック
全体図
走行ルート図
走行ルート図
走行距離と標高図
走行距離と標高図



     







 岩泉から小本までは約17kmの区間をほぼ下り傾向で走行します。川は比較的ゆっくりと流れており、往路でも上り傾向であることを感じることはほとんどありませんでした。
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 山々の稜線を次から次への梯子するような形の国道45号線を南下した後、真砂海岸の海岸線を走行しようということで、いったん国道から外れて下ってきました。
 下りきった先に真砂海岸が見えてきましたが、災害復旧工事中の看板あり。嫌な予感。。。(←気づくのが遅すぎ)
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 「災害復旧工事中」の「中」という表現が見当たらないほど、海岸線は滅茶滅茶の状況のまま。
 元々海岸線の遊歩道を形作っていたと思しきコンクリート床板は剥がれ、崖から崩れ落ちた岩があちらこちらに転げ落ちたままで、その上にコンクリート床板が乗っかったものもある。
 岩の上にコンクリート床板が折り重なっているということは、津波でコンクリート床板が剥がされて海中を漂っている間に、波が岸壁を打ち砕き、岩が崩れ落ちてきて、その後にコンクリート床板が舞い落ちてきたということになる。
 岸壁を打ち砕いた波の威力もさることながら、コンクリート床板を漂わせた波の力も垣間見ることが出来る。恐ろしや。
 マウスを写真に重ねると、最たる観光地である「浄土ヶ浜」の海岸線に復旧された遊歩道と比較することができます。同日に撮影したものとは思えません。
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 海岸線の遊歩道をつなぐトンネルの中にも、流入した海水が運び込んだ岩が転がっていました。大きさを比較するために、靴を岩の上に置いていますので、その大きさを確認することができるかと思います。
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 トンネルを越えても遊歩道は壊滅的なダメージを受けていましたので、海岸沿いの走行を断念し、元居た場所に戻ってきました。
 下ってきた道を戻って、国道45号線を進むしかなさそうです。

 海はさも、何事もなかったかのように打ち寄せては引きを繰り返すばかり。
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 道の駅 たろうでわかめらーめん¥600。
 自由におかわりできるコーヒー付きで、しかも、おみやげ売り場で売っている野沢菜や生姜ネギの試食もあるので、ラーメンにメリハリがつけられました。とってもお得!
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 昼食を終えて、田老地区へ入ると、ここもまた津波に洗い流されて街全体が浸食されていました。
 元々建物があったと思しき場所には、白いコンクリートの基礎が残っていたので、痛々しい感じがします。
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 崎山貝塚。
 竪穴式住居というんでしたっけ!?藁で作った住居がありましたが、貝塚そのものは見つかりません。
 この住居の中に保存されているのカモ?と思ったりしましたが、ネットを見るとかなり大規模な遺跡だったようです。どこにその案内があったのかもしれませんが、見つけられなかったのは残念でした。
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 浄土ヶ浜の近くの海岸。
 よく見ると円形になっているべき橋桁っぽい部分が外れ、道路として機能していないことがわかります。やはりここもダメか、という感じで、ショックを受けました。
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 ところが浄土ヶ浜に着くと、ここだけは別世界のような感じで、普通の観光地に普通の観光客が群がってました。
 一安心
 
 観光バスも次から次に到着しており、東北地方の復興を願わずにはおられません。
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 カモメも飛び交い、観光客からえさをねだっていました。
 三陸海岸の南部域は、今回走行した三陸海岸の北部域よりも、さらにひどい被災だったということです。福島第1原発の影響も二重に重くのしかかっていることもあるでしょう。
 今回の走行により体感した経験を踏まえ、何が自分にできるのか改めて問われているような気がします。
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【本日の標語】
 
 
【本日のおやつ】
 ラーメン(コーヒー付)   600円
 缶飲料 紅茶花伝      120円
 
【おみやげ】
 すりごまゆべし       315円
 まめぶ汁          530円
 お土産のイチゴ煮缶    1,260円
 同僚向けの「岩手の誉れ」 1,050円
 福島 牛めし弁当     1,000円
 前沢牛牛めし弁当     1,200円
 平泉 ウニごはん     1,000円
 
民宿新田を         8:18出発
JR宮古駅に       14:14到着
自宅に          21:30帰着
本日の走行距離:     68.00Km
本日の平均速度:     −−.−Km/h
本日の走行時間:     −時間−−分−−秒
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