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天日でうまみが増大「あじのみりん干し」

 干物シリーズの第一弾は、海の海産物コーナーの代表選手「あじの干物」です。海の海産物コーナーに行くと必ず見かけますし、民宿などに泊まると、あじの干物、生卵、のりといったところが定番で出てきますね。ではそんな朝食の一品を作ってみましょう。


あじのみりん干し 4匹分の基本的な材料
あじの干物は、違いだけを下に書いています)

あじ 4匹 みりん 70cc 醤油 50cc
砂糖 大さじ1.5 白ゴマ 少々  
※参考情報
  ・みりんを手作りするレシピはこちら
  ・醤油を手作りするレシピはこちら
  ・砂糖を手作りするレシピはこちら

Let’s start!

作り方  
【あじの開き】

 あじの腹に包丁をさし込み、尾に向かって切り込みを入れます。

 えらから包丁を入れてえらの根元を切り、えらを切り取ります。またあごの下あたりに包丁を入れ、ばりばりと頭を切り開きます。お好みによって頭は切り離しても構いません。
 中骨にそって包丁を入れて開きにします。包丁は身に対して滑るように動かし、骨に沿わせる感じで、何度かに分けて切っていくと無駄な身を骨に残さずにきれいに切ることができます。
【塩水で洗う】

 あじのうま味が逃げていかないように、3%食塩水(海水相当)を作り、きれいに洗います。3%食塩水は、200ccの水に対して分量外の6gの塩を溶かせば作れます。まぁ、水でさっと洗ってもいいです。

【漬け込み液に漬ける】

 みりん、醤油、砂糖を合わせ、あじをこの漬け込み液に漬け込みます。

 クッキングシート(オーブンシート)をかぶせておくと表面の乾燥を防ぐことができます。この状態で1〜2時間漬けておきます。
【天日干しにする】

 余分な漬け込み液をペーパータオルなどでふき取り、白ゴマをふりかけます。半日〜1日天日に干せばできあがりです。はじめは皮を下にして干し、次に皮を上にして干します。みりん干しは焦げやすいので、焼くときには強火にしすぎないように注意しましょう。

     

ここでのこつ

※1 【腹に包丁をさし込み
 腹に包丁を入れるのを腹開き、背中に包丁を入れるのを背開きといいますが、あじは腹開きが多いようです。また細長いさんまなどは背開きにした方が見栄えがいいようです。 個人の感覚によるものが大きいところですが…  (^_^;)

※2 【あじの干物
 あじの干物の場合は、上記項番5.と6.の代わりに、次を行います。

作り方  
【あじの干物】

 水400ccに対して塩30g〜40gを溶かした塩水を作り、20分ほど漬け込みます。

 


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