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桜もちの香りのもと「桜葉の塩漬け」

 サクランボを収穫したくて桜の木をベランダで育てています。鉢も大きなものを用意したので枝葉がはり、ぐんぐん成長しています。そこでこの桜の葉を使って塩漬けを作ってみました。当然のことなんですが桜餅の香りがしますので、作っているだけで食べた気分が味わえたりします。 (*^▽^*)/


桜葉の塩漬けの基本的な材料

桜の葉 50g 塩 10g (桜の葉の重さの20%)
白梅酢 50cc(無ければ50ccの湯に10gの塩を溶かして冷ましたもの)
※参考情報
  ・塩を手作りするレシピはこちら
  ・白梅酢の作り方はこちら

用意しておきたい器具

水切り器 ケーキの型 落とし蓋
ざる ボール 重石

Let’s start!

作り方  
【水洗い】

やわらかい桜の葉を摘み、水でさっと洗います。

【湯どおし】

水を切った桜の葉に、熱湯を注ぎ込みます。桜もちでよくかぐことのある、いい香りが漂います。

【色止め】

すみやかに熱湯を捨て、冷水に浸けて桜の葉の変色を停止させます。

【脱水】

余分な水を切ります。水切り器があれば使うとよいでしょう。

【選別】

同じ大きさの葉を選別しやすいように並べてみました。、

【重ねて折り合わす】

ケーキの型に分量の3分の1量の塩をまいておきます。そこにだいたい同じ大きさの桜の葉を10枚重ね合わせ、2つ折りにして並べていきます。

【塩漬け】

残りの塩を全て桜の葉に振りかけ、白梅酢をまわりに注ぎ込みます。白梅酢が無いときには、20%濃度の塩水でいいでしょう。

【保存】

ラップを敷き、その上から落としぶたをして、重石を載せます。これをポリ袋で包んで冷暗所もしくは冷蔵庫で保存します。2〜3日したら重石の重さを少し軽くしておきます。

【利用方法】

桜餅、魚の桜蒸しなどがあります。作ってみたい。食べたい。 ( ^_^)/□☆□\(^_^ )

     

ここでの「こつ」

※1 【桜の葉
 桜の葉は、新緑のころには透明感のある鮮やかな緑色ですが、日に日に色が濃くなるとともに硬くなっていきます。ですからやわらかいうちに摘み、塩漬けしておきます。桜餅の市販品で利用されている桜の葉は、大島桜です。大島桜はやわらかいため食用に向いていますが、大島桜が手に入らない場合は香りを楽しむ程度にすると良いようです(食べられなくはないようです)。

※2 【白梅酢
 白梅酢は、梅干し作りのときにできる副産物です。前年の白梅酢を残しておき、利用します。詳しくは
梅干し作りのページを参照してください。

 


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