大根の臭みを徹底的に抜き取り、ブリの魚臭さも取り除くぶり大根です。「ちょっと手間だな」と思われる方は、調味料の分量はこのままにして、ゆでこぼしなどを省略して一気に煮込んでしまえばそれなりにおいしいぶり大根になります。
2000年頃、東京都千代田区にある神田駅界隈に勤務していたのですが、確か「大越」とかいう居酒屋が昼には定食屋としてこのぶり大根を出していました。結構インパクトのある味わいでしたので、続けて食べることはあまりなかったのですが、トロトロでとてもおいしかった覚えがあります。
また、食べてみたいけど、ぶり大根(「アラ煮」とかいうメニューだったような…。)はまだメニューに残っているかなぁ!?
基本的な材料(3〜4人前))
Let’s start!
ブリに分量外の塩をふり、軽く混ぜ合わせます。
米を研いだとぎ汁を鍋に取り分けておきます。
大根を3cm厚さに切り、かつらむきします。
これを2〜3回繰り返し大根臭さをとり、そのまま水にさらしておきます。
たっぷりの湯を沸かし、ザルにブリを並べ、熱湯を回しかけます。ブリはこの熱湯がけで、白っぽく「霜降り状態」に変わります。
薄切りにしたしょうがを加え、下処理して水にさらしていた大根を加えます。
大根臭さも、ブリの臭さもなく、とろりとしていてうまいです。絶品!!
ここでのこつ
※1 【1時間ほど煮付け】 1時間の煮付け後は、火を消してじっくりを冷ましましょう。うま味は冷める時に大根にしみ込んでいくのです。冷めたときは、もう一度加熱して頂きましょう。おいしいよ。
【参考文献】 1.All About これこそまさに冬の味 ブリ大根のレシピ