銀杏の頁へ  最初の頁へ戻る  ガムの頁へ

昔なつかしい人もいるかも…「ニッキ水」

 アップルパイや、京都名物の「おたべ」や「おふく」はおいしいのですが、これらにはシナモン(肉桂/ニッケ/ニッキ)が使われています。はちみつをぬったパンにシナモンを振りかけて焼いたシナモントーストもうまいですね。でもシナモンを苦手とする方は、たくさんおられるのではないでしょうか。かく言う私もつい最近まで、シナモンは口にすることができませんでした。でもシナモンって、慣れるとそんなに毛嫌いするほどのもんではなさそうです。何度か食べていると、このさわやかな味わいもいいもんだな、と思い始めたのです。

 とはいいながら、このシナモンを使った飲み物の「ニッキ水」を克服するのは、並大抵のことではありません。ニッキ水の特徴は、まず最初に目に飛び込む毒々しい色。そして口を近づけたときに鼻につきささるシナモンの強烈な匂い。追い打ちをかけるように口からは甘ったるい砂糖の味わいが広がり、飲み終わる頃にはのどに刺激が走る。と、こんなもんでしょうか。とてもこんなニッキ水を日常的に飲んでおられる方がいるとは思えませんが、きっとおられるんでしょうね… ヾ(@^▽^@

「のどに潤いを与える飲料」 シリーズの紹介
梅ジュース 梅酒 カルピス風飲料 ヤクルト風飲料 甘酒
梅ジュース 梅酒 カルピス ヤクルト 甘酒
番茶 ほうじ茶 紅茶 ジンジャーエール ニッキ水
番茶 ほうじ茶 紅茶 ジンジャーエール ニッキ水

ニッキ水を作る基本的な材料

 スティック状のシナモン 1本(7cmくらい) 
 砂糖 20g レモン 1/4 水 300cc
※参考情報
  ・砂糖を手作りするレシピはこちら

Let’s start!

作り方  
【煮る】

 鍋にシナモン、砂糖、水を入れます。

 10分〜15分ほど煮込みます。 
【レモンを絞る】

 レモンを絞り、カスをろ過してこし取ります。

 絞ったレモンのうち、小さじ1/2を入れ、鍋を火からおろします。
【瓶詰め】

 ニッキ水の空き瓶に詰めてみました。ちょっとは雰囲気がでましたが、毒々しさが足らなくて、ニッキ水の主張はあまり感じられませんでした。味わいとしては、シナモンの自然な香りがして、抵抗もほとんどなく飲めます。

【市販品】

 市販されている赤、黄、緑のニッキ水です。味を手作りのものと比較してみると、市販品は強烈なシナモンの匂いとともに、ぴりりとした刺激があり、甘ったるい味が口中に拡がりました。「タデ食う虫も好きずき」といいますから、やっぱりこの味のファンの方がおられるんでしょうね。だからこそ商品として生き残っているわけですよね。うーん、信じがたい… (^_^;)

     

ここでの「こつ」

※1 基本的な材料
 このニッキ水の材料に生姜とクローブが加われば、ジンジャーエールと同じになります。分量が異なるので、味わいはかなり違うものになっていますが…。ヨーロッパのジンジャーエールに対して日本のニッキ水っていうところかな。 ヽ(^。^)丿

※2 【シナモン、砂糖
 市販のニッキ水のような濃い味を好む方は、砂糖を1.5倍〜2倍に増やし、シナモンスティックだけでなく、シナモンのパウダータイプも入れた方がいいかもしれません。分量は自分で調整してもらいたい、、(^_^;)  です。

 


銀杏の頁へ  最初の頁へ戻る  ガムの頁へ