 |
真っ赤に実るきれいな果肉を使う「グミジャム」
|
春には様々な果物の花が咲いて、とてもワクワクしますが、それらの中でも比較的短期間にかつ、たわわに実るのがグミです。ほかにもサクランボや梅、ベリー類も初夏に実りますが、日陰に植えられている果物であっても、多くの収量をあげることができる樹というのは、貴重だと思われます。
グミの樹を園芸店で見つけたときには、てっきりグミキャンデーが作れるのだろうかと期待して植え付けたのですが、どうもグミ違いのようで、グミキャンデーはゼラチンを主成分としているようです。トホホ、と思いきや、収穫できる果肉の多さをみると結構いい買い物をしたと言えそうです。
グミジャム約120gの基本的な材料
グミ 200g(こし取ったあとの果肉は100g弱) |
砂糖 70g(こし取ったグミの果肉の50%〜100%) |
レモン お好みで小さじ1 |
※参考情報
砂糖を手作りするレシピはこちら
|
用意しておきたい器具
Let’s start!
ここでの「こつ」
※1 【ゼラチンを主成分としている】
ゼラチンは皮や腱などから作ることもできるけれど、万一牛の骨、それも背骨なんぞから精製していたりするとしたら、狂牛病(BSE)と紙一重になってしまうと勝手に妄想が膨らんだりして、BSE以来、使うことにためらいを感じます。
ゼラチンの安全性については、世界保健機関WHO、国際獣疫事務局OIE、欧州ゼラチン工業組合、日本ゼラチン工業組合などにより安全性評価が行われており、お墨付きがでていますが、それはそれ。。。家族の身の安全に向けて行動するのは、学術的な情報を元にしたとしても、あくまでも自分自身による評定/判断を加えるべきとの持論。マーガリンの扱いと同じですね。
※2 【真っ赤に実ったグミ】
熟しきっていないグミは、えぐみが強いので、できるだけ赤く熟すまで待ちたいところですが、そうすると前述のように、小鳥たちとの取り合いになってしまうわけですので、赤く熟したものから順々に収穫し、ジャムに仕上げる分量になるまで冷蔵庫で保管しておくといいでしょう。
この冷蔵庫で保管する間にも熟成はすすみ、えぐみがとれるようですので、一石二鳥ですね。
参考文献
1.生ゴミ堆肥の花咲おじさん さんの ぐみジャム作り
2.晴耕雨読、僕は頑張らないぞ ! さんの 我が家の庭 グミの実とグミジャムの作り方