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カレーライスとはまた違った味わいが楽しめる「ナン」

 自宅でカレーを食べるときには、ナンにまで手が回らないため、ほとんどがライス。一方、カレー専門店でカレーを食べる時にはその反動もあって、ほとんどと言っていいほど、ナン! 「今日のカレーは、20種類のスパイスを調合するルー作りから力を注いでみて、ついでにナンも手を出してみよーぉ!」 と、意気込んでみたけど、粉モンの保管庫を漁ると、大さじ2ほどのわずかな薄力粉があるのみ。オーマイガァー!!

 さっそく、近所のスーパーへ走り、必要な食材を揃えて、リスタート。こんなことで、イチイチくじけてはいられないぞーっ。

 「粉モノ!」シリーズ の紹介
手打ちうどん 手打ちそば ラーメン麺 スパゲッティー ピッツァ 餃子の皮
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お好み焼き 広島焼き たこ焼き グラタン 天然酵母パン カレーのナン
お好み焼き 手打ちそば たこ焼き グラタン 天然酵母パン カレーのナン

基本的な材料(ナン4枚分)

ナンの生地  強力粉 300g サラダ油 大さじ 1 打ち粉としての片栗粉 適宜
ヨーグルト 50cc(なければぬるま湯50ccに置き換え、全200cc)
材料 A ドライイースト 5g 塩 小さじ 1 砂糖 20g
ぬるま湯 150cc  
※参考情報
  ・砂糖を手作りするレシピはこちら
  ・片栗粉を手作りするレシピはこちら
  ・醤油を手作りするレシピはこちら

Let’s start!

作り方  
【イーストの予備発酵】

 材料Aのうち、ドライイーストと塩、砂糖を計り入れ、混ぜ合わせておきます。
 指をつっこめる程度にあたためたぬるま湯を注ぎ入れます。

 強力粉を計り入れ、ぬるま湯と混ぜ合わせておいたイーストを加えます。
 ヨーグルトを加えます。ヨーグルトを切らしているときは、ぬるま湯50ccをさらに加えます。
【生地のこね合わせ】

 生地をスプーンなどで切るようにして、水分が均一に回るまで混ぜ合わせます。

 だいたい生地の強力粉と水が混ざった状態です。全体がボソボソになっています。
 手のひらを使ってこね上げていきます。

 10分間くらいですので、グイグイこねていきます。

 生地がひとまとまりになったら、サラダ油を加えます。
 さらに練り続け、サラダ油が全体になじんだら発酵に移ります。
【発酵】

 ボウルの表面にラップをはって乾燥を防ぎ、40度程度で1時間、夏場の30度程度なら2時間程、発酵させます。

 オーブンの中に天板をセットし、オーブンにセットできる最高温度で予熱しておきます。我が家のオーブンの最高温度は300度でしたので、300度にセットました。
10  カレーのルーを用意しているうちに時間がたってしまい、ちょっと膨らみすぎの状態です。
11  生地を2つに分け、分けた生地をさらに2つに分けて、4等分にします。

 分ける際には、生地を若干伸ばし、その中心部にくびれを作りながら絞めていくと、切り分けることができます。

12 【焼き上げ】

 ナンの生地をイメージして、ゆっくりと引っ張りつつ伸ばします。(伸ばし棒は使いません)
 300度で4〜5分(オーブンの上限温度が250度なら7〜8分)程度で焼き上げます。焼き時間はオーブンの特性によって異なりますので、適宜調節します。

13  焼き上がったナンに、タンドール窯の焼き上がりに近い状態に近づけるため、バーナーを使って焼けこげを作ってみました。
14  ちょっと焦げがついて、食欲をそそります!!
15  こんなナンがあるときは、カレーにも凝ってみるといいカモ。
     

ここでの「コツ」

※1 【カレーのルーを用意しているうち
 焼き上げ時間が短いので、カレーのルーは項番10に着手する前に、最後の仕上げまで済ませておきます。ナンを焼き始めたら、食卓にお皿や飲み物を用意している内に焼き上がることでしょう!!

参考文献
 1.カリフォルニアのばあさんブログ さんの ナンの作り方
 2.インド人シェフのブログ さんの ナンのレシピ(ナンの作り方)

 


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