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        口の中で崩れる食感 沖縄のお菓子「ちんすこう」 
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 沖縄のお菓子のちんすこうです。チョコ味や抹茶味、チーズ味、紅芋味、パイン味、塩味などのバリエーションがあります。でもはじめはノーマル味でしょう。サータアンダギーも美味しいし、ラフティーも! 沖縄のお菓子にはまりまくり!!
 ウィキペディアには  『日本茶やコーヒーのお茶請けに限らず、アイスクリームの口休めやトッピングとしても楽しめる。』   
とあり、スペインのアンダルシア地方の祝い菓子ポルボロンとの共通点が多いらしい。昔風の素朴なお菓子ということなので、納得がいく。ちんすこうと共に、ポルボロンも食べ比べてみたい。
  
  
  
  
  
  
ちんすこう(約15〜20枚)を作る基本的な材料
  
  
  
  
      
        |  ラード(ショートニングでも代用可) 100g | 
        薄力粉 250g | 
    
    
        |  砂糖(できれば色付いている三温糖やきび砂糖、なければ真っ白な上白糖も可) 80g  | 
    
    
        ※参考情報 
          ・砂糖を手作りするレシピはこちら
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Let’s start!
   
 
ここでの「こつ」
※1 【冷めるまでは触ってはいけません】
   
 ショートニングで作るクッキーって、ホロホロになるのな、という疑問を感じたので、ショートニングについてウィキペディアで調べてみました。バターを模して作ったのがマーガリンなら、ラードを模して作ったのがショートニングとのこと。また、ショートニングの"Short"とは、「さっくり」や「ぱりっ」という食感を表す英語の形容詞であり、この形容詞が語源となってショートニングとなったらしい。
                
                
 いずれにせよ、ショートニングという名前のとおり、温かいうちに触ると、ボロボロと崩れてしまいます。しっかりと冷めるまで待ちましょう。
                
                
※2 【トランス脂肪酸】
 
 ショートニングは、マーガリン同様、液体状の植物性油脂に水素を添加して、人工的に作られる固形の油脂です。水素を添加して固形にする過程で、トランス脂肪酸を生成します。このトランス脂肪酸は心臓病やアレルギーなどの健康疾患の原因になる可能性が指摘されており、アメリカ合衆国や欧州では使用が規制されていますが、日本では規制が遅れているようです。(2011年11月現在)
 なお、トランスファットフリーという、トランス脂肪酸の含有率が低い(100gあたり0.5g以下)ショートニングも販売されています。もしマーガリンの使用を控えておられる場合は、ショートニングも同じトランス脂肪酸を含む食品になりますので、これらが気になる方は探してみてはいかがでしょうか。
                
                
 1点あらかじめ念頭に入れておきたいのは、「トランスファットフリー」と、あたかもトランス脂肪酸が全く混入していないかのような表現になっていますが、全くのフリーとは異なるようです。ウィキペディアを調べたところだと、100gあたり0.5g以下であれば、『フリーと表記できる』 
とのことです。微妙な表現で申し訳ありませんが、トランス脂肪酸の含有率が低いだけで、含まないわけではないようです。ご注意を!
                
                
【参考文献】
                
 ・おきぽた さんの ちんすこうの料理レシピ
 
 ・お菓子を作ろう さんの ちんすこう