ミルクレープの「ミル」は、「Mille :千」と言う言葉からとった日本発祥のケーキらしい。Mille crêpes がその綴り。一方ミルフィーユはフランスの歴史あるお菓子。
このミルクレープを作ろうとフライパンの選定から始めたものの、我が家のフライパンはどれも大家族向けのでっかいサイズばかりで、ミルクレープ用のクレープを焼くには大きすぎとの不満がありました。そこで、このミルクレープのためだけにフライパンを購入しようとテフロン加工の手頃なフライパンを探しましたがみつかりません。 イヤになりかけたところで、卵焼き器のサイズがちょうどだという提言を見つけ、試しに焼いてみたところ、これがぴったり。クレープの生地も適当なサイズだし、均一な厚さにすることもお手軽にできてしまいます。16枚焼いて、最初から最後まで失敗ゼロ!! 後は間にクレープ生地の間に挟むフィリングを、その時の気分で変えれば、バリエーションも楽しめます。
ミルクレープ(4〜5人分)の基本的な材料
Let’s start!
溶かしバターにする際には、600Wくらいだと初めは15秒で練り混ぜて様子を見ます。マヨネーズくらいの固さを目標にして、まだもし固めのようであれば、5秒〜10秒単位で電子レンジで再加熱します。
時間があるようであれば、この生地を冷蔵庫で1時間程度ねかせておくと、なめらかな生地になります。
大さじ2程度の生地を160度〜170度に温めた卵焼き器に注ぎ込みます。
隅っこの生地で薄くなっている端っこの部分がわずかに茶色になってきたら、裏返しの好機です。
ドキドキの瞬間です。きれいな焼き目がついていますでしょうか!?
デコレーションケーキのホイップでは、7分立てから8分だてにしますが、ミルクレープでは若干固めまでホイップしておかないと、切り分ける際に、はみ出てきてしまいます。
ここでの「こつ」
※1 【160度〜170度に温めた卵焼き器】 ガスコンロ等の天ぷらモードの付いているコンロを使うと良いようです。我が家のコンロは160度、180度、200度が付いていますが、180度では焦げ目が強くつきすぎましたので、160度を常用しています。使用するコンロの特性に応じて、適切な温度帯を選びます。
※2 【キウイソース】 キウイをサイコロ状に細かくして、キウイの重量の30%の砂糖を加え、600Wの電子レンジで2分30秒で作れます。